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市販の睡眠改善薬、怖くないの?

睡眠薬と睡眠改善薬の違いを知ろう

市販の「睡眠改善薬」を上手に使うと、質のよい眠りをとることができます。しかし、そのためには正しい用法を守らなければいけません。正しく睡眠改善薬を使用するために、まずは市販の「睡眠改善薬」が、病院でおもに処方される「睡眠薬」とは違うことを知っておきましょう。

睡眠薬は大脳の働きを抑える抑制系神経伝達物質「GABA」の作用を促して睡眠・鎮静作用を発揮しますが、睡眠改善薬は脳の覚醒を維持する「ヒスタミン」を抑制して睡眠作用を発揮するものです。

要するに、睡眠薬は積極的に眠気を誘う薬で、睡眠改善薬は結果的に眠たくなる薬です。ヒスタミンの働きを抑える「塩酸ジフェンヒドラミン」を使った睡眠改善薬は、アメリカ・イギリス・ドイツなどで広く市販されています。

正しい服用法と、服用後の注意は?

睡眠改善薬は、精神疾患などの病気が原因でない人が、環境の変化によるストレスなどで、一時的に不眠の症状になったときに服用します。あくまで数日から1週間程度の期間での不眠にのみ使用し、それ以上の連用は避けてください。
もちろん服用後は車に乗ったり、機械の操作を行わないように気をつけてください。翌日にだるさや眠気が残っていた場合も同様です。2〜3回の服用後にも眠りが改善されない場合は、きちんと医師や薬剤師に相談したり、専門機関で受診しましょう。

「不眠症かも」と思ったら、きちんと医師に相談をしよう

不眠は身体面だけでなく、精神面、行動面にも悪影響をおよぼします。一時的なものであれば市販薬を利用するのもひとつの方法ですが、不眠が週に3回以上あり、しかもその状態が1カ月以上続く場合は「不眠症」の定義にあてはまります。その場合は医師の診断を受ける必要があります。早めに自分の睡眠を見直し、積極的に改善しましょう。

【こんな人は使っちゃダメ!】
■15歳未満の子ども ■妊娠している人 ■日常的に不眠の人
■不眠症の診断を受けている人 ■透析を受けている人

【こんな物との併用はダメ!】
■ほかの催眠鎮静薬 ■せき・たん止め ■かぜ薬  ■解熱鎮痛薬 ■アルコール
■鼻炎薬・酔い止め・アレルギー薬(抗ヒスタミン剤含有内服薬)

不眠にはこんな悪影響が……

眠れないと心も体も調子が出なくなり、イライラや疲れの原因になります。眠れないのを気にしすぎるのもよくないので、あまり悩みすぎず、気楽に構えておくのがよいでしょう。

●身体面
睡眠中に蓄えれられるはずのエネルギーが蓄えられないので、体力が低下。自律神経やホルモンのバランスが崩れるので、免疫力の低下にもつながる。

●精神面
暗い気持ちになったり、何ごとにも消極的になりがち。場合によっては、偏頭痛・吐き気・食欲不振などが起こることもあり、精神衛生上にも悪影響をおよぼす。

●行動面
注意力・判断力が散漫になり、いろいろな場面でミスを起こしやすくなる。作業能力も低下するので、簡単な仕事にやたらと時間や手間がかかることも。



協力/エスエス製薬 http://www.ssp.co.jp/drewell/

日本初の睡眠改善薬「ドリエル」のサイトでは、よい睡眠をとるためのテクニックなども紹介されている。



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